PMSケア

上記の症状には、女性ホルモン特有の波が関係あります。

女性は、毎月、生理があるからホルモン分泌が増減することで、生理周期に合わせて、心と体も変化します。

女性の生理期間は一生で約40年間くらいです。

生理の2日ほど前から調子が悪い状態だとすると40年間のうち、2.6年間が心身不調で過ごしているという事になります。

生理前だけでなく、生理中も不調ならば、13年間の心身不調という計算になります。

PMSとは、月経前症候群の事で、生理前になると様々な症状が現れる状態の事です。詳しい原因は、まだわかっていませんが、生理前の排卵に伴う女性ホルモンの分泌量の急激な変動が影響していると考えられています。

体の症状も辛いのですが、精神症状が特に強く現れる人もいます。

気分の落ち込みや、イライラ、不安、怒りっぽくなるなどの症状が目立つ場合は、PMDD（月経前不快気分障害）と言われます。

PMSが起こる原因は、プロゲステロンが影響していると言われ、婦人科で、低用量ピルを用いた治療が有効と言われています。また、漢方などもあり、PMDDが強い方には、薬や、心療内科、精神科でのカウンセリングと組み合わせることもあるそうです。

また、最近では、無排卵の人も多く、プロゲステロンが欠乏し、エストロゲン過多になり、ホルモンのアンバランスが不調の原因もあるそうで、栄養不足、精製された炭水化物、砂糖の摂りすぎ、運動不足、ストレス、環境ホルモンの影響などが関係しています。

そして、セロトニン不足も不安感や、体調がいまいちな状態になりやすいです。

症状が辛い時は、まず婦人科で相談しましょう。

生理前は体内に水分を溜めこみやすい為、むくみやすくなります。

腸や足裏のマッサージで、副交感神経を優位にし、巡りをよくしましょう。

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今日は運動はできない！という方には、無理強いはしないので、ご安心ください。

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ただ、周りから見て改善した方が良いと思う習慣でも、本人が気持ち良いと感じているならば、本人の体には良いですし、どんなに素晴らしい生活習慣でも、本人が我慢していると思っているならば、それは身体に毒と考えましょう。

本当に自分が身体に気持ちが良いと思える方法を取り入れていきましょう。